たくさんの力が合わさって、
線路の安全は守られている。

2020年新卒入社
西東京支店 軌道課 施工管理

岡崎 陸

Riku Okazaki

先輩社員インタビュー

Interview

苦労を乗り越えた先に、
大きなやりがいが待っている。

Chapter 01

おもに線路の保守・メンテナンスがわたしの仕事。たとえばレール交換。レールはとても丈夫なものですが、車輪とこすれあうことで徐々にすり減っていきます。そしてバラスト交換…って言われてもわからないですよね。失礼しました。バラストとは線路に敷き詰められている砂利や砕石のこと。レールが受けた重量・振動を軽減させる役割があり、こちらも定期的な交換が必要です。ひと口に交換といっても扱うのは重量物。工事には常に危険が潜んでいます。そのなかでいかに安全に、正確に作業が進められるよう現場に指示を出せるかが、現場監督の腕の見せどころです。

最初は苦労しました。なにせ右も左もわからなかったので。入社後は、全体の流れや危険な箇所について学ぶため、現場作業員の業務を経験。先輩のサポートを受けながら知識とスキルを身につけ、1年後に現場監督デビューを果たしました。この仕事で大切なのは、自分の発言に自信を持つこと。中途半端な指示を出せば大事故につながる恐れもありますし、作業員からの信頼も失ってしまいます。まさに試行錯誤の連続。苦しい、でも楽しい。なぜなら苦労を乗り越えた先に大きなやりがいが待っていることを知っているからです。

深夜から明け方まで、数時間しか見られないプロの技。

Chapter 02

印象深かった仕事は分岐器交換。分岐器とは線路を2方向へ分けるための装置のこと。複雑な構造をしているほか、複数のレールを同時に交換する必要があるため、高度な技術が要求されます。約70名もの作業員を動員する、年に1回あるかないかの大規模工事。作業は夜間に行われました。夜間作業は時間との戦い。どんなことがあっても、終電から始発までのわずか数時間で完了させなければなりません。現場にただよう張り詰めた緊張感、作業員たちの真剣な眼差しは、思わず息を呑むほどでした。

当時のわたしはまだ経験も浅かったのですが、この作業がどれほど難しいものなのかは理解していました。というのもレールは鉄でできているため、気温の変化で伸び縮みすることがあるのです。そういった部分も考慮しながら、どれだけレールを切断すればいいのか、歪みが起こりそうであれば両端からどれだけの力で引っ張ればいいのかを計算していく。じつに緻密な作業です。あらゆる工程を経て、分岐器がぴったりハマった時は、興奮のあまり思わず「すごい!」と声がでてしまいました。プロの仕事を目の当たりにした瞬間。自分もいつかこんな大規模な工事を仕切ってみたい。そう強く思ったのを覚えています。

まだまだ覚えることが
たくさんあるって、楽しい。

Chapter 03

今年で入社3年目。最近では現場を一人で任される機会も増えました。ですがまだまだ。橋梁によって線路を上方へ移設する「高架化工事」や、逆に地下へと移設する「地下化工事」など、経験していない工事もたくさんあります。今後はそういったものにも貪欲にチャレンジしていきたいですね。胸を張って「それやらせてください」と言えるようになるためにも、目の前にある案件を確実にこなしていかなくては。そして将来的には線路の新設工事や分岐器交換といった大規模案件に主要メンバーとして携わりたい。成長しかない今が本当に楽しいです。

将来への不安もなく、成長することに専念できるのは、会社として、事業として安定しているからこそだと思います。福利厚生も充実していますし、休みだってしっかりとれる。もちろん給与にも満足しています。あと入社して驚いたのは、とにかく先輩や上司が優しかったこと。入社前は「ガラの悪い人が多いのかな…」なんて覚悟していたんですけどね。いい意味で裏切られました(笑)。全員が教育担当かのように教えてくれたので「自分はなにをすれば」なんて不安を感じることもありませんでした。こんなこと言ったらちょっと照れくさいけど、あったかい会社ですよ。

1日のスケジュール

Schedule

8:00

西東京支店に出社

事務所に出社したら全員で朝礼・ラジオ体操・点呼を行い、その後に担当課別でグループ点呼を行います。点呼終了後、各自担当現場に移動します。

9:00

現場到着・作業開始(昼間作業)

現場に到着後、全員でRAKYを行います。作業内容を伝え、作業割り振りを行い、作業に取り掛かります。

10:30

小休憩、作業状況の確認、再度指示出し

小休憩を取り、作業の進捗を確認します。状況に応じて、再度作業をする際の指示出しを行います。常に安全意識を持って、事故や怪我の無いよう心掛けています。

12:00

昼休憩

昼食は各自で外食をしたり、お弁当を持参して済ませます。その際に、現場の方々と会話を楽しみながら昼食を取ります。

13:00

作業内容を確認し、午後の作業開始

作業内容を再度確認し、午後の作業も的確な指示を出していきます。昼休憩で気が緩みますが、気を引き締めて作業に取り掛かります。

16:00

作業を終了し、現場確認を済ませたら、翌日の作業の打合せを行う

作業が終了したら全員の体調、工具の置き忘れ等の確認を行います。確認でき次第、翌日の作業内容を各担当に周知して、各自解散します。

17:00

事務所に戻り、事務作業が完了次第帰宅

事務所に戻り、その日の作業内容を上司に報告します。事務所で書類整理等を行い、この日の作業は終了です。

その他先輩社員インタビュー

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線路はつづく。いつまでも。

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