誇りなんていったら恥ずかしいけれど、
仕事に対するプライドなら持っている。

2016年中途入社
西東京支店 軌道課 現場作業員

原 和宏

Kazuhiro Hara

先輩社員インタビュー

Interview

自分のために働いていることが
だれかの役に立っている。

Chapter 01

線路の敷設をはじめレール・枕木・道床交換などの軌道整備がわたしの仕事。たとえば1日に何本もの列車が通過することで、すこしずつ線路に歪みが生じてきます。それを整正するために使用するのが「タイタンパー」という専用工具。振動によって枕木の下にある砕石を搗き固めていく。作業完了後は「枕木が正しい位置で固定されているか」「レールがまっすぐになっているか」を目視や機械で計測し、問題がなければ作業終了。ほかにもさまざまな作業があるのですが、まずはこの工具を使いこなせるようになるのが、新人の最初の目標になると思います。

やりがいはありますよ。というか、むしろやりがいしかない。とくにスケールの大きな工事だと、作業後の達成感がハンパじゃないです。たとえば路線の拡張・縮小工事。この規模になると、当社のほかにも複数の業者が入り、数百名体制で対応します。一晩のうちに線路ができたり、あった線路がなくなったりするって、純粋にすごい。あとは自分のために働いていることが、だれかの役に立っているとするならば、それってすごくいいことだなって思いますね。

自分に厳しく、まわりに(そこそこ)甘く。

Chapter 02

まわりが一生懸命やっているのにサボってみたり、すこしでもラクしようとしてみたり。そう思わないよういつも気を引き締めています。人の信頼って日々の積み重ねじゃないですか。1回でもそういうのを見せてしまうと「あぁ、あの人はそういう人なのね」と思われてしまう。だからこそ自分に厳しく。わたしの信念です。ただ「じゃあまわりもそんな人たちばかりなの?」といわれると、そうでもない(笑)。のんびり屋さんもいれば、せっかちな人もいる。でもそれでいい。いろんな個性が活躍できる、そんな懐の深いところも武蔵野工業の魅力ですから。

力仕事なので正直、慣れるまでは大変だと思います。とはいえ力に自信がないとダメか?といわれたらそうではありません。大切なのはどれだけ真面目に取り組めるか。3ヶ月もすれば徐々に体もできてきますし、体力もついてきます。たとえ作業が遅くても、一生懸命取り組む人を、悪くいう人間はいません。作業員の平均年齢は40代半ば。なかには60・70で未だ現役という人もいます。まさにベテラン揃い。いや、おじさん揃い(笑)。ただ腕は確かですよ。仕事に対するプライドもある。だからこそ若い人にこの技術を教えたくて、みんなウズウズしているところです。

忖度してもしょうがないので、
正直にいいますね。

Chapter 03

わたしが今まで働いてきたなかで一番いい会社です。なにより施工管理の人たちがものすごくやさしい。夏の暑い時期には飲み物や塩タブレットの他にも、冷却アイテムや経口補水液が入った熱中症対策グッズを用意してくれますし、現場でも「体調は大丈夫?気をつけてね」といつも気にかけてくれます。それに社長が代替わりしたことで、現場の声をしっかり聞いてもらえるようになりました。新しい道具や機械の導入に対する要望なども聞き入れてもらいやすくなり、作業効率もぐっと上がりました。作業員が直接、社長に意見を発信できるんですよ。そんな会社見たことないです。

若い人にこそぴったりの環境だと思うんですけどね。夜間がメインではあるものの実働は3時間程度ですし、昼の作業も4~5時間。休日も前もって伝えておけば自由に取得でき、年末年始やゴールデンウィーク、お盆には長期連休もあります。あと個人的には体を動かしたり、声を出したりしているからストレスが溜まらない、というのも魅力なのかなと。働くだけで健康な体を維持できて、さらに+αでムキムキになれる。悪くないでしょ(笑)。不器用でも構いません。しっかり面倒はみます。育て上げる自信はあるので、思い切って飛び込んできてもらえたら嬉しいです。

1日のスケジュール

Schedule

8:00

玉川上水宿舎に出勤

出勤後、決められたグループで施工現場へ出発します。

9:00

現場到着・作業開始(昼間作業)

作業内容の確認と作業に関するリスクアセスメント活動、作業分担を行った後、作業を開始します。途中で20分程度の小休憩を挟み、作業進捗の確認や休憩後の作業について話をします。
作業再開後は、話し合いの通りに予定作業が終わる様に作業を行います。

12:00

昼休憩

昼食は近くのコンビニエンスストアに買いに行き、通勤車両の中で昼食を取り、同乗者と会話をしたり、体を休めます。

13:00

午後の作業開始

作業開始前に改めて作業役割・分担を行い、午前の続きからスタートします。
途中で20分程度の小休憩を挟み、作業進捗の確認や休憩後の作業について話をします。
作業再開後は、話し合いの通りに予定作業が終わる様に作業を行います。

16:30

昼間作業終了・帰宅

作業終了後に作業現場の確認、異常の有無の確認を終え、玉川上水宿舎へ帰着。
夜間作業で担当する現場の確認をしてから自宅へ帰宅します。

23:00

玉川上水宿舎に出勤

出勤後、決められたグループで施工現場へ出発します。

0:00

現場到着・作業開始(夜間作業)

作業内容の確認と作業に関するリスクアセスメント活動、作業分担を行った後、作業を開始します。

5:00

夜間作業終了・帰宅

作業終了後に作業現場の確認を終え、玉川上水宿舎へ帰着。

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線路はつづく。いつまでも。

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